寝つきをよくしたい・・・

夜は寝つきが悪くて寝不足になりやすいです。
しかし、次の日は仕事があるのでとりあえず布団に入って1時間ぐらいで眠っています。
そんな方は意外と多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメの入眠方法を今回の記事ではお伝えします。

1、寝不足の悪循環
□眠くないけどお布団に入ることはいいのか?
・結論から申し上げますと、良くないです。熟睡するために、この入眠方法を取る方が非常に多いですが、これは寝不足の悪循環につながります。早い時間に布団に入って少しの間であれば目をつぶって眠るのを待つでしょう。しかし段々眠れないことにイライラしたり、もしくは携帯電話を触る人がいることでしょう。寝ようとしているのにストレスをためることで浅い眠りが誘発されたり、携帯電話のブルーライトで目が覚めてしまい睡眠時間が短くなってしまいます。
まさに寝不足のための準備をしていると言っても過言ではない状況です。
しかしこれはまだ序の口、そのほかにも熟睡を邪魔してしまう悪循環となる習慣があります。

2、寝不足になりやすい習慣
□晩御飯を寝る前にお腹いっぱい食べる。
→睡眠中の体は内臓を休ませようとします。しかし寝る前にお腹いっぱい食べてしまうと内臓を休ませてあげたいけど出来ません。すると内臓は残業として食べ物を消化するため働き続け、休めるのは起きる少し前になります。その状態で朝を迎えると内臓はほぼ休みなしで次の日も働き続けることになり体が全く休まりません。本当は内臓を休ませてあげることでぐっすり眠るはずだった体ですが、食べ物を消化するために浅い睡眠を維持することで食べ物を消化するため寝ているのに寝不足になります。

□朝カーテンを閉めたまま過ごす。
→人の体には起きるのと眠るためのリズムがあり、そのリズムは光がスイッチとなって作動します。朝起きて日光を浴びることで、昨日までの体のリズムはリセットされ、夜眠るための準備をこの時から始めます。なので朝カーテンをしめて日光を浴びないと、リズムがリセットされず夜眠るための準備がどんどん後回しになり眠気が来るのが深夜になってしまうのです。

□お風呂はシャワーだけ。
浴槽に浸かることで、体を温めると体の芯の部分(深部体温)が変化します。すると体は深く眠るための体温変化を起こします。しかしシャワーだけでは十分な変化が起きないためシャワーでの入浴では浅い睡眠しかできません。
※深部体温の変化が起こると、手足の裏がポカポカしてきます。

□運動不足だから仕事が終わって夜にランニングをする。
→朝は起きるのが辛いから夜に運動をしています、夜ぐっすり寝るために運動は疲れるぐらいします。このような理由でやってしまっている人が多いと思います。人の体は光によってリズムを整えることもしていますが、さらに自律神経と言われる体に備わっているリラックスや興奮させるための神経も関わっています。夜のランニングではこの自律神経が乱れてしまい、本人は疲れてぐっすり眠れるはずと思っていても実際には逆に眠れなくなってしまいます。それは、興奮させるための自立神経が運動で使われるからです。本来寝る前にはリラックスするために体は神経を調整していますが、そこで運動してしまうと興奮のスイッチが入ってしまいます。さらにこの興奮のスイッチがすぐには切り替えが効かないことがあるため、疲れているのに目が覚めてしまい眠れないということが起こってしまいます。

3、熟睡するための入眠方法
以下に、どうすれば深い入眠ができるか挙げていきます。
注意して頂きたいのは、効果が出るのに時間がかかります。また人には効果があってもあなたには効果が薄いものももちろんあります。試してみてすっきりと朝起きたり、ぐっすり眠ることが出来た習慣を継続していってください。
□寝る3時間前には夜ご飯を食べ終わる。
□夜の運動をするなら軽いウォーキングもしくは家でストレッチにする。もしランニングをする場合には朝行う。
□寝る前にカーテンを開けて寝て、朝起きた時に顔に光が当たるようにしておく。
□眠たくなってから寝室にいき寝る。寝付けない時は寝室を出て眠くなってからまた寝室に行く。

最後に・・・ 入眠方法について効果が得られにくかった方、寝つきが悪いことに悩んでいた方はご自身で気づかないうちに、悪循環になる習慣を行っていたかもしれません。
ぜひ、習慣を変えてみてご自身の体で変化を感じて下さい。

睡眠不足の原因を作るのはあなた!

テレビでもよく目にする睡眠不足・・・。もはや現代病と言っても過言ではないくらい患者数は増えていると言われています。
睡眠不足の厄介な所は、本人の自覚がない所です。本人が気づいていないので病院に行くこともなく症状が悪化してから気付き手遅れになってしまうのが悲しいですが現状です。
そうならないために睡眠不足に気付くためのチェックポイントや改善方法をご紹介します。

1、睡眠不足
□突然ですが、以下のチェックポイントにいくつ当てはまりますか?
・休日は寝だめをしている

・朝スッキリ起きれない、また起きて憂鬱な気分になる
・朝起きて昼ご飯までの間に強い眠いがあるが昼からは眠気がなくなる
・日中通してどうしても我慢できないほどの強い眠気がある
・夜布団の中で1時間程過ごすことが多い
・睡眠時間は6時間未満だ
・お腹いっぱいご飯を食べても、お菓子までついつい食べてしまう

一部ですが、これらに一つでも当てはまる方は睡眠不足の自覚を持った方がいいと思います。チェックに当てはまっても普通に生活が出来ていると思う人は、体が休まっていない状態が当たり前になりすぎて、睡眠不足に気付いていないのだと思います。
睡眠不足が当てはまっている人には、7時間以上は寝てほしいですが様々な事情で難しい人も多いのが現実だと思います。
そこで睡眠時間以外に熟睡できるようになるための方法をお伝えしようと思います。

 

2、熟睡するための方法
・朝と夜の食事のタイミングを決める
→人間は体内時計と言われる、生きるための活動をコントロールしているものがあります。それらはホルモンによって微調整されています。つまり食事をすると眠りに関係するホルモンが出るのです。毎日違うタイミングで食事をすると、体は日々違うタイミングでホルモンを出すことになり体は頑張って体内時計を合わせようとしています。しかしタイミングを決めておけば、体に負担をかけることなく眠るためのホルモンが決まった時間に正しく働きます。すると決まった時間にしっかり眠気がくるので、ぐっすり寝れるように体が変化していきます。

・寝る場所を決める
→これは、脳の働きと関係します。脳は行動と場所をセットで記憶するという特徴があります。なのでその特徴を利用して、寝室=寝る場所と脳に記憶させましょう。記憶できれば寝室に入ると自然に眠気が来るようになります。

・寝る場所に睡眠に必要ない物を置かない
→これも脳の働きと関係します。例えばよくあるのは寝室に携帯電話を持ち込むことです。いや、携帯電話は目覚まし用に置いてあるだけで見たりはしないんですという方がいらっしゃるかもしれません。しかし寝室に携帯電話があると言うだけで脳は、昼間携帯電話を使っている時と脳の同じ部位が活発になることが分かっています。睡眠という行為は、脳を使わずに休ませることが最も大事なことですが、それが出来なくなります。せっかく熟睡するために他のことに気を付けていても、これだけで浅い睡眠になってしまいます。寝室には出来るなら寝具だけにすることをオススメします。

・昼寝をする
→これは人間の体内時計のタイミングでは昼の14時ごろ眠くなるように、昔から遺伝子が刻まれているためです。しかし、昼寝でしっかり1時間も寝てしまうと夜に浅い睡眠になってしまうので時間を注意してください。昼寝をしても夜に影響しないのは、15分程です。仕事をしている人で、昼寝をしようにも目が冴えて出来ないという人は、目を閉じるだけでかまいません。目を閉じるだけでも効果はあります。反対に寝すぎてしまう人は、寝る前にコーヒーや緑茶などのカフェインを摂りましょう。カフェインは摂取してから15~20分ほどしてから効果が出るのでぴったりの飲み物です。ただ飲みすぎると夜に影響するので量はほどほどにしてください。

 

最後に
チェックが付いた方で、今までご自身が睡眠不足を感じていなかった人も多いと思います。
それほど、私たちにとって睡眠不足とは気づかないうちによくある病気になっていたのです。睡眠は1週間では中々変わりません、1か月ほどは良い習慣を続けてもらうことで変化を感じやすくなると思います。また、人によっては睡眠不足が改善しにくいという方もいると思いますが、その場合は単純に睡眠時間が足りていないことが原因かもしれないので睡眠時間を確保できるように習慣を変えてみてください。

寝る時の寝具を選ぼう!

夜熟睡するために寝具にこだわる人は多いのではないでしょうか?
特に、枕やベッドは一般的に注目されやすいのでテレビでもよく紹介されるためこだわる人も多いでしょう。
今回は、それらの寝具に加えて他にもこだわると熟睡できる寝具をご紹介します。

1、睡眠とは
睡眠とは文字通り眠ることです。
寝ているときに、人は脳と体の両方を休めています。特に脳を休めることが出来るのは睡眠だけなので睡眠不足になると脳への負担が大きくなるため生活に支障が出てきます。
機械をイメージしていただくと分かりやすいのですが、睡眠不足はずっとパソコンを稼働させている状態だと思ってください。パソコンにはずっと使い続けると段々熱くなってくるので冷やすためのファンがついてますね。また使いすぎると充電が切れてしまいますよね。人間の脳はパソコンと同じです、生きるために頭を常に使ってるので常に熱を産生しています、さらに充電しないと電池が切れてしまいます。だから健康のためには睡眠で頭を冷やして、充電してあげる必要があります。

2、寝具の役割
寝具の役割は、寝ている間に快適であるかどうかに尽きます。
どんなに高機能の枕、ベッドでも完璧ではありません。人は個人差があること、さらには人によって体の悪いポイントが違うからです。では、オーダーメイドならいいじゃないかと思われる人がいるでしょう。あくまでも枕とベッドだけにこだわっていてもだめですという話です。また加齢による体の変化によって必要な寝具の機能も変わってくるので一概にオーダーメイドがいいと言えないからです。お金持ちであれば加齢ごとにオーダーメイドすればいいかもしれませんが、一般の人の感覚で言えばそれは無理な話だと思います。
なので枕とベッド以外の寝具にもこだわってみてはどうですかということを読者の皆さんに提案したいのです。

3、熟睡するための寝具
□枕・ベッド
→まずは代表的なものからです。この二つはよく低反発の物を見かけますね。低反発のメリットとしては、フィット感でしょう。それが心地よいのは非常に重要なことですが、注意しなければいけないのは寝返るがしっかり打てるかどうかです。加えて通気性が良い物を選ぶようにしましょう。寝ている時に、人は寝返りをすることで熱放散を行い体温をコントロールすることで目覚めることなく熟睡できるのです。なので枕やベッドは低反発でもいいですが、ご自身で寝返りがしやすいかどうかを目安に選んでみてください。
□靴下
冷え性の女性は付けたまま寝る方も多いのではないでしょうか。寝る時には外してください。それは寝ているときに足の裏から熱放散して体温コントロールしているため、靴下が熱放散を邪魔してしまうからです。もしどうしても付けたまま寝るのであれば、通気性の良いものにしてください。また出来れば寝る直前までつけて、布団に入るタイミングで脱いでください。
□エアコン
→部屋の温度と湿度は非常に重要です。電気代がもったいないからといって扇風機だけで過ごす方もいると思いますが、人はリラックスできる温度がある程度決まっているので寝苦しい夜を過ごして不眠になるくらいならエアコンを使って温度調整してください。エアコンを使わずに過ごして体調が悪くなり、病院に行く方がお金はかかってしまいますよ。
□冷えピタ
→睡眠の目的として、脳を冷やすというものがあるのでおでこに貼るのは理にかなっています。首に貼る人がいると思いますが、首は神経や血管に良くないのでできるだけ避けて下さい。氷枕を使う場合も、首ではなく頭をしっかり冷やすようにしてください。
□電気
→白光色よりもオレンジ色の電球を使用してください。できれば寝る前に過ごす部屋から使用するとよりぐっすり眠れます。人は目を閉じていても光を感じて、眼を覚ましてしまうホルモンが出ています。これは白光色だと顕著に出てしまうので、オレンジ色にすることで体が眠るための準備を寝る数時間前から行って下さい。
□カーテン
→寝る前は部屋をしっかり暗くしてください。夜勤業務がある人は特にここは重要です、昼間に寝るからと言って明るい部屋で寝ると熟睡できないのでしっかり遮光カーテンを使ってください。日勤で働いている方は朝起きてすぐカーテンを開けて体に日光を浴びて下さい。それをするだけで夜ぐっすり眠るためのホルモンが出やすくなります。

まとめ
寝具と言うと、枕やベッドにばかり目が行ってしまいますがお金をかけなくともすぐできることもたくさんあります。
寝具は値段よりも使いやすさや、それを使うと自分が落ち着けるものがよりいいと思います。正しい寝具を使って熟睡できるように試してみてください。

睡眠について食べ物から考える

現代は遺伝子組み換え・加工食品や農薬を使った野菜など、昔と変わり体に有害なものが増えています。それらはアレルギーや病気となった時に初めて気づくことが多いです。しかし実際にはすでに症状が出ていることも珍しくありません。現代病と言われる睡眠不足、その原因の一つは食事です。では、どんな食事を取ることが睡眠にとっては良いのかお伝えしていきます。

1、食事とは
人が生きていくために必要なことが食事です。日本人は昔から野菜を中心とした質素な食事をしてきたことで、体はその食生活に適応するように遺伝子に刻まれています。そのため近年の食の欧米化や、ゼロカロリーと謳っていながら人工甘味料が大量に入った加工食品、野菜は遺伝子組み換えをしたものがスーパーで売られています。それらは昔食べなかったものであり、日本人の体には合わないものです。ですが現代ではそれらを当たり前に食べていることで昔はならなかったアレルギーや病気になる人が多くいます。しかし、それを食事のせいだと思わず他のことが原因と思っている人が多く、かなり深刻な問題だと思います。

2、睡眠と食事の関係
睡眠では、食事の時間によるホルモンのコントロールと、食事内容によって内臓を正常に働かせることが非常に重要です。

□食事時間について
体内時計をコントロールしているホルモンが働くのは、食事を取ったタイミングです。そのため、食事のタイミングが日によって変わると体は頑張って体内時計をコントロールしようとするため疲労がたまりやすくなります。休むために疲れてしまっていては元も子もありません。

□食事内容と内臓の働き
最初に述べたように、日本人に合う食事は昔の日本人が食べていたものです。決して現代に多くある加工品や遺伝子組み換えの食品、さらには欧米食ではありません。それらの日本人に合わない食品を食べることで、体は必要以上に無理をしないと消化ができないもしくは、内臓の調子が悪くなります。内臓の調子が悪くなると体の免疫機能が低下し、子どもはアレルギー体質になっていきます。その証拠に最近アトピーや花粉症の子供が増えており、日本人に合わない食事を子どもの時から続けた結果として起こっています。しかし病院に行っても薬を処方されたりや生活習慣が悪いと言われ、食事は後回しになりがちなので根本的な解決にならず大人になってもアレルギーが出ている人が多くなっています。

3、睡眠の質を上げる食事
・食事時間は朝と夕ご飯を12時間の間隔で食べるようにする。
・無農薬の食品、加工していない食品を食べるようにする。
・魚もいいが、肉もしっかり食べる。この時食べる肉は餌に加工品を使用していないところの肉が良い。
・欧米食ではなく、日本食を中心に食べる。
・野菜よりも海藻類を多く食べるようにする。

このように食事に気を付けると、内臓の調子がよくなり免疫機能も正常になります。睡眠は内臓を休ませることと、修復が主な役割になっています。そのため内臓の調子がいい人は、睡眠中の体の中の修復が少しでいいので、すぐ休むことができます。結果として深い睡眠になり質が上がるというわけです。特に海藻類は、ミネラル・食物繊維が豊富であり腸内環境を整えるのに最適です。しかも海藻類を消化できるのは世界で日本人だけだと言われており、腸内環境を整えることでセロトニンと言う睡眠に良いホルモンが出やすくなるのでオススメです。
また食事のタイミングは朝7時に食べた場合、夜の7時に食べると最も体のリズムは整いやすくなります。それを習慣として続けていけば、より高い効果を発揮し自然と睡眠の質は上がっていきます。

まとめ
食事は生きていくうえで欠かせないものであり、毎日必要なので何をどのタイミングで食べるかが睡眠を考えるうえで、いかに重要かをお伝えさせて頂きました。
どうしても安価な加工品や遺伝子組み換え食品を買ってしまうと思いますが、自分の睡眠の質の向上と子どものアレルギー予防のために少しお金を使ってでも守ったほうがいいと思います。毎日危険な食品を食べることは危険ですが、週に1回程度であれば外食や好きなものを食べても問題ないでしょう。それに毎日気を付けて自炊することはかなり大変だと思いますので。
また無農薬や無加工食品は、探せば普通の食品と大きく変わらず農家さんから買うことも出来ます。今の時代インターネットがあるのでしっかり活用してみてください。

眠っている時口呼吸になってませんか?

みなさんは自分が寝ているときに、口呼吸になっているかどうか知ってますか?パートナーに、夜寝ているときにいびきがうるさかったと言われたことがある人は口呼吸になっています。しかしだからといってそれが悪いと思う人は少ないのではないでしょうか?
近年、口呼吸についての研究からそれが不眠の原因ではないかと言われることが多くなってきています。今回の記事では、口呼吸が睡眠に及ぼす影響についてお伝えしたいと思います。

1、口呼吸とは
言われなくても、口で呼吸することでしょう?そう思っている方、正解です。
最近はアレルギーを持っている人(花粉症)が多く、寝ていなくても口で呼吸してしまいますと言われる方非常に多いです。
それゆえにそれが問題と思う人が少ないので、口の役割について少しお話しておきます。
当たり前ですが、口はご飯を食べる所であり飲み込むところです。つまり食べ物を扱う場所であり専門的に言うと胃と同じ消化器です。なので呼吸をすることに特化した場所ではありません。だから口呼吸をすると体にとっては、異常な事なのです。ちなみに呼吸に特化している場所は鼻です。

2、口呼吸と不眠の関係
□口呼吸をするデメリット
・吸った空気が乾燥している
・ばい菌が直接体内に入ってくる
・唾液が減ってしまう
・酸素を吸いすぎてしまい、体に毒である
・咬み合わせが悪くなり、顔面の形が変形する

□睡眠中に口呼吸をするとどうなるのか?
口はたくさん空気が吸えるのでばい菌が多く含まれた乾燥した空気が入ってきます。すると肺に過剰な酸素と汚い空気が入ります。その時、唾液を出して少しでも空気を湿らせたり、ばい菌を殺そうとしますが完全には出来ません。そのため本来は休むはずの体はそのばい菌と戦うために働かなくてはいけません。戦っている間はぐっすり眠ることが出来ないので結果として、長く眠っても浅い眠りになってしまいます。

□マスクをして寝る、加湿器で空気を保湿した状態で寝たらどうなのか?
これは、何もしないよりは効果がある程度だと思ってください。
なぜならあくまでも口は呼吸をするための場所ではないので、呼吸に必要な機能を備えていないからです。また口呼吸をするデメリットに挙げた酸素を吸いすぎることと、顔面の変形が起こります。酸素は呼吸に必要ですが、必要以上吸いすぎると下痢や嘔吐を引き起こしてしまうほど毒なのです。また顔面の変形が起こる原因は、口呼吸では無意識に舌が上顎を押し上げる運動が起こらず、口より上の重さに負けてしまい常に頬が垂れ下がるようになります。

3、口呼吸ではなく、深く眠るには鼻呼吸が大事!
□鼻の持つ呼吸における役割
・酸素を多く吸いすぎないようにしている
・吸った空気を加湿し、ばい菌を鼻毛で除去してくれる
・体に備わっている呼吸に必要な運動をスムーズに起こす
・リラックス効果が高く、呼吸するだけで自律神経が整う
このように鼻呼吸にはデメリットがありません。それは人が昔から進化してきた過程で、鼻が呼吸に特化した場所だからです。だからこそ、寝る前の習慣としてストレッチやヨガを行わなくとも呼吸を整えることで十分なリラックス効果は得ることが出来ます。人の体は正しく使うことで、薬や治療をしなくても整うようにできているのです。
朝起きた時に口が乾燥している、もしくは口臭がきつい方は要注意です。口呼吸中心の呼吸パターンになっているので、鼻呼吸を意識してください。
しかし、呼吸なんてすぐには変わらないと思う方もいるでしょう。
呼吸は1日に2万回程行っていると言われており、1日あればパターンを変えることは十分にできます。それでも効果が出るには少し時間が必要なので、まずは意識して鼻呼吸をすることをオススメします。
花粉症や鼻炎の方は、鼻どおりが良くなるように治療を早い段階でして口呼吸にならないように心がけることが深い眠りを獲得するために重要です。

最後に
今回は、あまり他では聞く事の無い口呼吸と睡眠の関係性についてお伝えしました。
口呼吸にはデメリットしかなく、鼻呼吸にはメリットしかありません。体にはそれぞれ担っている役割があるので、役割以外のことを求めるとどうしても悪い効果が出てしまうので要注意が必要です。
深く眠るために様々な習慣を試しているけどあまり眠れないという方は、ぜひご自身の呼吸がどうなっているのか。またもし口呼吸になっているのであれば鼻呼吸にしてみてください。

仕事力を睡眠で上げる!

みなさんは睡眠についてどのような認識をお持ちですか。
仕事は残業続き、家に帰って趣味の時間を確保するために睡眠時間を削っていませんか。
もしくは、仕事があるから睡眠時間を削るしかないと思っていませんか。

睡眠時間は確保したいが、仕事が終わらないため日々睡眠不足で頑張っている方が多いのではないでしょうか。

そのような方へ、この記事では効率のよい睡眠を行うことで早く仕事を終わらせることができる方法を紹介したいと思います。

すぐに試しやすい方法を中心にお伝えします。
ぜひ、普段の生活に活かしてしていただいて、仕事を効率よく行ってほしいと思います。

1、睡眠の役割とは
睡眠は、体を休めることだけではなく、脳を休ませることが大事なのです。
脳を休ませるメリットは、脳内の老廃物を除去と記憶を整理ができることです。
脳内の老廃物の除去をすることで、昼間に眠気を強く感じる、頭がボーっとするといったことを防いでくれます。
記憶の整理は、リプレーという働きが関与します。人は寝ている間に起きている間の記憶をいらないものは削除してくれています。そうすることで脳内に記憶するためのスペースを確保するのです。なのでしっかり寝ないと記憶の整理ができなくなり、記憶で脳内がいっぱいになってしまい仕事で新しいことを覚えようとしても覚えられないのです。

2、何時間寝ればいいのか?
これはみなさんが悩むところだと思います。世間でもショートスリーパーロングスリーパー、90分の倍数、8時間がベストだと言うように人によって意見は様々です。
難しい話は置いておいて、みなさんが寝て起きてから4、7、11時間後に眠気を強く感じるようでしたら睡眠が足りていないと思ってください。
つまり、何時間寝ればいいかは人によって様々です。なのでご自身でどれくらい寝れば自分が眠くないかを意識して実践してください。
ここで注意が必要なんですが、基本的には7時間以上は寝ることをお勧めします。
短い睡眠は、初めに深く眠ることができても睡眠の持つ役割を果たす時間が足りないためです。


3、悪い睡眠習慣とは何なのか?
さて、ここまで睡眠の必要性や睡眠時間について述べさせていただきました。
次は、ビジネスマンが陥りやすい悪い睡眠習慣についていくつかお伝えします。
①夜遅くに晩御飯を食べる
→寝る前にご飯を食べると、食べ物を消化しようと脳が興奮してしまい休めないんです。

②寝る前に携帯電話を見る
ブルーライトよりも、むしろ脳が興奮してしまうことが問題です。
 携帯電話は見ただけで脳が興奮してしまうことも分かっています。

③19時以降に運動する
→仕事終わりにジムはダメです。人間の体のリズムでは、昼間に動いて日が沈めば休もうと
するのです。そこに運動して体を活発にすると、体のリズムがくるってしまい眠りが浅く
なってしまうのです。

④お風呂ではシャワーのみ
→忙しいとこれもやりがちですよね。深部体温と言われる眠るためのスイッチが入らない
ので浅い眠りになってしまいます。

 

4,悪い習慣を良い習慣にするためにどう行動したらいいのか
①夜ご飯のタイミングは朝ごはんを食べてから12時間後にする。軽食でも可
→夜が遅くなってしまっても、朝ごはんのタイミングをずらせば大丈夫です。人の体は食べるタイミングを大事にすると調子がよくなるのでどうしても夜遅くしか食べれない方は試してください。

②寝室に携帯電話を持ち込まない。
→これに尽きます。眠ることは脳を休ませることです。部屋に携帯電話を持ち込むだけで脳は無意識に興奮してしまいます。それが睡眠の質を低下させるので持ち込まないようにしましょう。

③運動は昼前~夕方までがベスト。
→人の本来の生活リズム(原始時代)に合わせて運動すると体のリズムが整いやすいため睡眠にも良い影響を与えてくれます。

④お風呂は湯船まで浸かりましょう。
→これはかなりおススメです。湯船に浸かって体を温めることで、深部体温と言われる眠りのスイッチを入れるようにしましょう。これをまず実践していただくと睡眠の質の向上を感じやすいと思います。

 

終わりに
いかがでしたか。睡眠と仕事の関係が少し見えてきたでしょうか。
睡眠を疎かにすると残業はなくなりません。それはあなたの能力が低いわけではなく、今まで眠れていなかったことで脳をうまく使えていなかっただけです。
しっかり寝て充実したビジネスライフを送ってください。

睡眠時間ってどれくらいがいいの?

睡眠時間は人によって様々ですよね。

倍数がいいとか、何時間以上寝ないといけないとか、ショートスリーパーがいいなど人によって信じるものも違いますよね。
今回は睡眠時間についてお話ししていきます。

結論からいいますが睡眠時間は、人によって違います。またそれを見つける方法は、自分の感じる眠気で決めるということです。

もし自分の睡眠時間を知りたいという方は、朝日が入らない、布団しかない部屋で、1週間ほど寝て下さい。アラームなどは使用せずに、自分の目が覚めたタイミングで起きて、すっきりと起きることのできる時間を計測してください。

それがあなたのベストな睡眠時間です。