機能訓練指導員に治療技術は必要か?

こんばんわ。

キノくんです。

 

今日は、機能訓練指導員に治療技術が必要なのか、理学療法士の視点からお伝えしていきたいと思います。

 

 

結論から申し上げると「ぶっちゃけいらないです」笑

 

こう言うと、技術がないと入居者のADLをあげれないじゃん!と思うでしょ?

 

僕も病院から施設に変わった直後は、

理学療法士ならリハビリ技術があってなんぼ!

治療してADLを上げてこそ素晴らしい!みたいに思ってました。

 

でも、それって入居者の声を無視している以外の何物でもないんですよね。

 

それに、毎日介入できるか分からないのに、勝手に良くなるって言うのは無責任すぎる気もします。

 

治療技術云々よりも

「自分がどれだけ人を動かすことができて

それによって結果的に入居者が満足できるケアを提供すること」

これができる機能訓練指導員が今の所素晴らしいと考えています。

 

より具体的に言いますと、

認知症で不穏になっている人の生活を穏やかなものにできる

・無理に自立支援するのではなく、あくまでも本人を主体に動けるよう、潜在的なニーズを拾い上げる問診力や対話力を発揮する

こんなところになってきます。

 

なんだそれ、理学療法士がやることか?

理学療法士がリハビリをせずに、ケアに加われってことか?

ってことはあれか、集団体操とかやれってことか・・・?

 

そんな声が聞こえてきそうです。

どうも理学療法士は治療だけをする人と決めつけている人が多すぎる気がしています。

 

それはあなたのエゴです。

専門職なら入居者のエゴを引き出していきましょう。

 

今日の機能訓練指導員について思うことはここまで。

 

では、グッドナイトです。