テスト前はしっかり寝よう!

眠ると体にいいことはみなさん知っていると思います。
そのために様々な習慣を試している方も多いのでは無いでしょうか?
今回は、睡眠がなぜ必要なのかを説明したいと思います!

テスト勉強のために夜更かししていい点数を取ろうと思い、徹夜をした経験がある人は多いのではないでしょうか?

しかし徹夜をしたことで、その時のテストの点数はなんとか取れてもすぐに忘れてしまった経験がある人も多いのでは・・・?

そこで睡眠をして何を得るのかではなく、何を失うのかに着目しましょう。

睡眠によって、記憶の整理という仕事が失われます。

睡眠は起きている間に得た知識や経験を、まさに脳という本棚に整理整頓してくれています。そのおかげで人は経験や知識が自分のものになっているのです。しかし寝ないでいるとその作業が出来ない、もしくは短時間の睡眠によって作業を終えることなく目覚めてしまいます。

他にも、人は考える生き物です。睡眠では脳の考える部分や理性を保っている部分を休めるのも働きを持っています。つまりは、寝ないと理性を働かせることや、計算など考えることが難しくなります。

そんな状態でテストに行くとボーっとしたままなので、良い点数を取ることは難しくなります!

なので、テスト前こそしっかり寝て、頭をフル回転させてください!

困ってしまう子供の夜泣きで寝不足に・・・どうする?

子どもがいる家庭では、夜泣きで夫婦交代で子供の面倒を見ているが細切れの睡眠時間になってしまって夫婦ともに寝不足ですということも珍しくありません。
本当は寝たいけど、子どもが泣いていたらあやさないといけないから抱っこしなければ・・・。
なぜ赤ちゃんが夜泣きをしてしまうのか、その夜泣きに本当に対応したほうがいいのか?
そのことを知らない方は意外と少ないのではないでしょうか?
今回はそのことについてお伝えしたいと思います。

1、なぜ赤ちゃんは夜泣きをするのか?
赤ちゃんが夜泣きをするのにはいくつか理由があります。
あやしても泣き止まない夜泣きの理由は「熱を放散」するためです。熱を放散することがなぜ泣くことなのか?と思われると思います。
赤ちゃんは大人と違って、汗を出すための汗腺が圧倒的に少ないです。また体温コントロールが苦手なため汗をかいて熱を体の外に逃がしたいけど逃がすことが出来ないのです。
そんな赤ちゃんでも熱を逃がすための手段があります。それは手足の毛細血管から熱を一気に出すことです。大人でも寝ている時には手足が温かくなりますよね?赤ちゃんでも同じことが起こっています。
ただ赤ちゃんの場合には、大人と違ってそれでも足りないわけです。そこで「泣く」という行動に出ます。泣くことで自律神経の働きをうまく使って血管を拡張したり収縮したりして出来るだけ早く手足に熱を集めていきます。
なので元気に泣けば泣くほど熱が放散できるというわけです。熱が放散し終わって体が熱くなくなれば赤ちゃんは自然と泣き止んでくれます。

2、夜泣きしている時に両親はどうすべきか?
赤ちゃんの夜泣きの理由の一つは「熱の放散」ということをお伝えしました。
なので、お腹が空いたりオムツの交換が必要な時以外で夜泣きしている時には
熱を放散するために泣いている可能性が高いため、そのまま寝かしてあげる方がいいです。
みなさんも、もし自分が熱くて寝苦しくて眠れないだけなのに、誰かが引っ付いてきたら熱いから離れてほしい!と思いますよね。特に抱っこなんてされて体が密着すると熱くて余計に泣きたくなるはずです。赤ちゃんも同じなのでベッドにそのまま寝かせてあげましょう。
ここまでお話しすると、熱いなら扇風機やエアコンの涼しい所で寝かせる方がいいんじゃないかと思われる方もいると思います。しかし赤ちゃんは汗腺が未発達のため体温コントロールが苦手であり、扇風機やエアコンの風で汗がすぐに蒸発することで体温が逃げすぎてしまい、体が冷えて体調を崩す可能性が高いです。なので夜泣きをしないためにするべきことは、通気性の良いシーツや毛布を使用することでベッド周りの環境を熱放散がしやすい環境にすることは非常におススメです。また寝返りは赤ちゃんが熱を放散するために取っている行動なので、柔らかすぎるマットレスや布団を上からかけすぎるのは夜泣きの原因となるため注意が必要です。他にも、もし何か手助けをするとすれば汗を拭いてあげることがいいと思います。
外国であれば、赤ちゃんと夫婦が別室で寝ているなんてことは一般的です。なぜならそれで夜泣きが落ち着くことが一般的になっているからです。しかし、日本では昔からかわいそうだからという思いから手をかけすぎている傾向があります。手をかけることは非常にいいことですが、結果的に両親が体調を崩してしまっては、赤ちゃんの世話をする人がいなくなってしまうので本末転倒です。なのでお互いのために夜は必要最小限の接触だけにしましょう

 

最後に
夜泣きしている子供を見守るというのは両親にとってはかなり辛いことに感じるかもしれません。しかし、子どもの世話をする両親が病気になる、もしくは倒れてしまうほうが子どもにとってはより不都合なことです。いきなりは難しいと思うので、まずは夜の3時間だけ見守るだけにしてあとは普段通り接するでもいいと思います。その内夜泣きが減ったことが実感できれば徐々に離れる時間を増やしていってください。もしくはベッド環境を整えてあげて下さい。ただ、子供はあなたが思っているよりも手をかけなくとも自分でなんとか出来るように頑張っているのです。両親のために頑張って成長しているのです。子供の成長を見守るのが両親の役目でもあると思うので、勇気をもって見守るという選択肢を取ってみてください。

睡眠と自律神経の関係性

みなさんは、睡眠と自律神経について聞いたことがありますか。
眠るために自律神経が大事だということは知ってるけど、どうして大事なのかは分からない人は多いのではないでしょうか。
この記事では自律神経の持つ役割は何なのか。
その役割が睡眠にどう影響しているのかをお伝えしたいと思います。
快適な睡眠を目指すために最後まで読んでいただきたいと思っています。

1、自律神経とは
自律神経は、普段無意識にみなさんが生きるために使っている神経です。
さらに分かりやすくお伝えすると、呼吸したり、食べ物を消化したり、心臓の働きをコントロールしています。
そんな自律神経の種類は交感神経と副交感神経です。
□交感神経
・基本的にストレスを感じた時に働いています。
・運動する、不安を感じる、イライラするなどの症状の時に活発に働いています。
・私たちの先祖が肉食獣から生きる抜くための処世術として、交感神経を興奮させることで体を止めないように動かし続けることで生き抜いてきました。つまりは闘争と逃走を象徴する神経なのです。そのため交感神経はストレスを感じた時に反応します。

□副交感神経
・基本的にリラックスしているときに働きます。
・眠る、休む、落ち着くなどの症状の時に活発に働いています。
・私たちの先祖が交感神経を興奮したままだと、体に負担がかかるため寿命が縮んでしまいます。そのためリラックスする必要がありました。そのため副交感神経はリラックスした時に反応します。

□交感神経・副交感神経の働き(交感神経/副交感神経)
・瞳孔(散大/縮小)
・覚醒(目覚める/眠る)
・気管支(拡張/収縮)
・毛細血管(収縮/拡張)
・心臓ポンプ(心拍数増加/心拍数減少)
・消化管運動(抑制/亢進)
・胃液・膵液(分泌抑制/分泌増加)
・膀胱(尿を妨げる/尿を出す)

イメージとしては、交感神経と副交感神経はシーソーと思ってください。
生きるために必要なことはバランスが取れていることです。
このバランスが崩れると生活に様々な支障が出ます。その一つに不眠の症状があります。

 

2、睡眠と自律神経の関係
□自律神経の働きの中で睡眠に関わること
基本的には副交感神経が優位になることで、リラックスした睡眠が可能になります。
眠る前に交感神経が興奮してしまうと、気管支、覚醒、心臓ポンプ、毛細血管が反応してしまい、深い眠りにつくことが出来ません。
そこで副交感神経がうまく働く必要があります。

□副交感神経が優位になると眠りやすくなる理由
副交感神経が優位になるメリットは
・毛細血管:手足の血管から血液を介して体内の熱が放散される。熱の放散が行えることで、体温調整することができ深い睡眠が可能になります。
・覚醒:睡眠のリズムは眠り初めが最も深い眠りになるため、寝る前に眠くなることで深く眠る準備が必要になります。
・心臓ポンプ:寝ている間にも体内の酸素を巡らせるために、心臓からゆっくりたくさんの血液を循環させる必要があるためリラックスすることで、深い睡眠につながります。
・気管支:呼吸はリラックスするために必要です。気管支が拡張することで、スムーズに呼吸できるようにしてリラックスして眠ることが出来ます。

3、自律神経を整えて熟睡するための方法
ネットで調べると様々な方法が出てくると思いますが、
「自律神経のバランスを整える」か否かでその情報を判断することが大事です。

□自律神経のバランスを整えるための生活習慣
・入浴は湯船に浸かってリラックスする
・食事は不規則な時間に食べない
・睡眠時間を7時間以上取る
・毎日30分程度の運動習慣を持つ
・1日の中で自分がリラックスできる時間を30分~1時間程度作る
・ストレスになることから少し逃げてみる
一例として上述したようなものがあります。
しかし、これはあくまでも例でありあなたに合ったものはあなた自身が試してみて決めて下さい。あなたの体を守ってあげることができるのはあなた自身ですよ。


まとめ
・自律神経は、体が生きるために自分自身を守るために24時間働いています。だからバランスを崩すと疲れてしまいます。
・自律神経は交感神経・副交感神経のどちらかが働くことが大事ではなく、どちらもバランスよく働くことが大事です。
・睡眠を良くするために、普段の生活を見直すことで自分に合った自律神経を整える習慣を見つけることが大事です。

仕事を早く終わらせたいなら昼寝をしよう!

みなさんは昼寝してますか?

会社で寝るなんて何事だ!そんな風に言う人は少ない世の中になっているのではないでしょうか。

昼寝はすごくいいです。昼寝を仕事のタスクとして入れることで、あなたの生産性は飛躍的に向上します。

その理由は人はそもそも昼寝が必要な生き物だからです

原始時代から我々の体に刻まれた生命のリズムがあります。そのリズムの中に昼寝は入っており、14時ごろ眠気が来るようになっています。それには自律神経も密接に関係しており本来抗えないものなのです。

現代はハイテクになっていくうちに、休むことなく仕事をすることが美学になり、さらには休むことが出来ない仕事が増えていっています。

しかし、あなたの体はあなたのことを守るために眠気と言うサインを送っています。むしろ昼寝をすれば、生産性を高めることが出来ると教えてくれているのです。

ただ注意して頂きたいのは、昼寝は寝すぎないことです。昼寝で寝すぎると、夜に質の悪い睡眠になるため15分~20分ほどでとどめましょう。

睡眠と体の関係性

睡眠というと寝具や寝る環境に着目されがちです。

しかし、眠るその体に目を向ける人は意外と少ないんじゃないでしょうか?

そこで、体に着目して睡眠について考えていきたいと思います。

中でも今回は体の中で脊柱に着目します。

さて、脊柱・・・

みなさんの想像する脊柱と睡眠の関係性って何がありますか?

 

あまりに幅が広すぎて考えつかないもしくは、答えにくいというひとが多いと思います。

多くある関係性の中で、今回は寝返りについて説明します。

睡眠から見た寝返り

・体交によって体の汗を蒸発させ体温を下げることで、睡眠のリズムをつける

寝返りを成功させるために必要な体の機能

・皮質下機能の活性化

体幹の可動性、APAの活性化

・背臥位、側臥位保持ができるだけの身体機能があるか(環境適応可能か)

最低でもこのような評価が必要になってくると思います。

病院では、不眠の方がいればよく眠剤を使用することが多いと思います。しかし身体機能はどうなのか?を考えるきっかけになってほしいと思います。

僕はPTとして関わることで睡眠は変えることが出来ると思っています。

夢って何者?

眠っていると夢を見ますよね?

夢を見ている時は、眠りが浅くなっていてぐっすり眠れていないというのが夢に対するイメージだと思います。

しかし人がなぜ夢を見るようになったかを紐解くと、夢を見ることの意味が分かってきます。

人の進化の過程で夢を見ることは必要な事だった。

一晩の睡眠を人類とそれ以外の動物(オラウータン、ゴリラなど)で比較
・人類は、レム睡眠の割合が25%、睡眠時間は7~9時間
・人類以外の動物のレム睡眠の割合は9%、また睡眠時間は10~15時間

このようなことが分かっています。

また過去の人類は、それ以外の動物と同じ睡眠パターンだったと言われています。

しかし進化の過程で、人類の睡眠時間は短く、レム睡眠が多くなってきました。つまり、睡眠時間が「凝縮」されてきているのです。

夢の役割とは、レム睡眠を多くすることにあるのです。そこで次回レム睡眠について紐解くことで、夢についてより深く理解していきましょう。

寝ても寝ても寝足りないあなたへ

毎日昼間は眠たいんです・・・

夜しっかり寝ているんですが・・・

そんな人いませんか?

この記事を書いている僕自身もそのタイプです。

寝てるのになぜ昼間眠いのか不思議に思ったことありませんか?

 

もしかして、朝方に目覚めて二度寝するのが習慣になってませんか?

もしそうなのであれば、二度寝せずにそのまま起きてみてください。

あえて長い時間寝ようとして、無理に寝ることは睡眠時間に換算されません。むしろ起きている時間の分、寝た時に深く眠れるので起きた日の夜にぐっすり眠れるかもしれません。

もし、二度寝をやめてぐっすり眠れるようになればあなたの不眠の原因は二度寝だったということになります。

もし睡眠時間が長く、二度寝をしているのに日中スッキリ起きておけない人はお試しください!